新流通制度におけるコスト問題
伊豆理事長はこの他、販売会社の労働環境について、実態調査等を踏まえ引き続き改善を訴えていくとともに、新流通制度に関して現場で点検確認を行う販売会社の遊技機取扱主任者が正当な対価を得るべきだと訴えた。
これを受けてのツイートがこれ
コストの出処がないままに労働ばかりが増えていく状況は、業界がためてきたツケと考えれば納得をせざるを得ない状況です。 / “新流通制度を適正運用、正当な対価も必要| WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版” https://t.co/FuabGVC70q
— 室長@パチンコ業界の中の人 (@sitsucho777) 2016年7月29日
実際、現状の検査状況はPもSも人的コストが大きく負担になっています。
それをメーカー、ホールともお互いがしかたない状況として善意で拠出しているわけですが、当然コストはどこかしらにしわ寄せが行くものであり、多くの場合、立場的に弱いところに集まります。
それを察しての発言だと考てこうしたツイートをしたわけですが、本来であればとっくの昔にコストとして抱えていなくてはいけないものだったというのが自分なりの見解です。
行政からの信用でその点を右から左に済ませることができていたものを、それをよいことに不正とも取れることをしていたのだから厳格化されるのは当然の事といえます。
業界の人間は、ほとぼりが冷めればと考えているかもしれませんが、しかし、少なからずそれではまた以前のように不正の種を残し続けることになります。
今は業界全体に体力が足りていないかもしれませんが、ある程度の段階で流通に対して完全かつ確実な方法を確立する必要に迫られています。