「ユニバカ×サミフェス2016」に約1万6500人
両社のマシンを並べた試打コーナーや当日限定グッズ等が購入できるショップエリア、アトラクションコーナーなど様々なブースが用意されたほか、パチンコ・パチスロライター約100人がゲストとして参加し、メインステージでトークショーやクイズ選手権を実施。過去最大規模の盛りだくさんの内容で、当日集まった約1万6500人のファンを楽しませた。
昼前に到着したのですが、すでに会場は超満員でした。
何より好意的だったのは、とにかく入場整理に対して労力とシステムが惜しみなく投入されていたこと。
中に入れないことに対するクレームの大きさを意識してのことだと思われます。
会場内では様々なブースで行列ができていましたが、その点に関しては無料サービスである点や、あくまで自分で並ぶ並ばないの選択の上でのことということもあり、特に不満や混乱には結びついていないように思えました。
そんな中、一番に気になったのは物販コーナーで、サミー、ユニバーサルともに尋常ではない行列ができていました。
このところ、P店における賞品の持ち帰りのことをよく考えていますが、パチンコ・スロットオリジナルキャラクターグッズがこれだけの求心力を持っているなら、他のアミューズメントでは手にすることのできないという点において、それは十分集客効果が見込めるのではないかと思えました。
店舗に卸販売する予定なんてないものでしょうか。
実のところ、サミーとユニバーサルの共同開発会社「ZEEG」は、個人的にカジノマシン開発を視野にいれているのではないかと睨んでいますが、今回の展示会場で発見できたそうした片鱗は、どんちゃんのスマホアプリと、強いて言えばプロジェクションマッピングを使ったコンセプトマシンの演出くらいでした。
どんちゃんのスマホアプリは、もろ現地のスロットを意識した動きをしていたので、配信が決まったら真っ先に遊んでみたいと思いました。
さて、彼らは何を求めてお台場の僻地にまで訪れたのでしょうか。無料配布グッズ?限定販売グッズ?歴代遊技機?新機種発表?一般向け展示会という物珍しさ?プロレス?
いずれにしても、あれだけの若者がパチンコ・スロットのコンテンツのために集まったという事実は、業界はもっと目を向けるべきことに思えてなりません。