日工組新内規、8月5日より適用

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今回の改定では、「大当り確率下限1/320」「確変継続率65%以下」「ベース30%以上」「ヘソ賞球4個以上」など、のめり込み問題や遊技くぎ問題の対応が求められるなかで積み重なった機械レギュレーションの「申し合わせ事項」を内規として整理した。 

 多様性は大事と前置きした上で、今の業界には単純さが求められていると思ってしまいます。

それは別に内規そのものを単純にしろという意味ではなく、こうした内規の上に成り立っていたとしても、それがユーザーに届くときには単純な面白さとして伝わっている必要があるという意味です。

元はといえば、内規がこうして複雑化していったのも、生き馬の目を抜く勢いで出玉性能をごまかし続けたことが原因と言えます。しかし、そうまでして手放したくなかったのはヘビーユーザーであり、すでにスペックを熟知した、もしくはスペックなど関係のなかったユーザーたちです。

これからの時代、新たなファンを獲得するためにはゲーム性そのものの魅力を伝えていく必要があります。しかし、面白さを理解するハードルが高ければ高いほど、ファン獲得は困難になってしまいます。

身勝手なメーカーの行動を抑止するための機能としてばかり内規が振り回されるのではなく、今の時代に対して魅力が伝わる遊技機の開発にも役立って欲しいと思います。