都遊協、組合からの脱退規約を制定

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安藤専務は同規約を制定する背景について、適切な賞品提供の問題、広告宣伝の問題、射幸性の抑制に向けた遊技機の撤去問題、検定機と性能が異なる可能性のある遊技機の回収問題などについて、警察行政から強い指導を受けていることをあげ、「これらの重要な問題に対処するためには、執行部役員会、理事会、場合によって総代会に諮り、議決を経て執行しなければならない。執行にあたっては全組合員の協力があってその機能が発揮できる」と説明。

こういう状況だからこそ力を合わせて乗り切る必要があるのだということですね。

業界が安定しているうちは、組合というのは足かせのように感じられるかもしれませんが、そこで自分勝手を進めていけば業界の将来は先細るばかりになってしまいます。

囚人のジレンマ、コモンズの悲劇、そうしたジレンマを避けて市場を長く維持させるためには、一時の収益に目がくらむ自分勝手な行動を牽制することが必要であり、業界にはそれが最も足りていなかったのだと思いまし、今も十分だとは言えません。

商いは生き馬の目を抜くセンスが大事ではありますが、それが市場全体に悪影響を及ぼすことになるのであれば選択をしない勇気も必要ということです。