リユース機22型式、順送り態勢で入替支援| WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版
検定機と性能が異なる可能性のあるパチンコ機の回収・撤去に伴うホール側の入替費用の軽減を目指すリユース機が7月20 日現在で22型式にのぼり、うち13型式が適合を受けていることがわかった。
今後の業界の運命を握る重要なキーであることは事実です。
しかしながら、何となく営業マンからのトークを聞くと、ここでも自分たちさえ儲かればいいというニュアンスを強く感じてしまいます。
リユース機は従来、外された先のホールに戻す仕組みだったためリユース機として仕上がるまで時間を見なければならなかった。しかしリユース機との入替を促進する必要から、「外されたホールに戻す従来の方式を改め、今回は回収・撤去に動くホールから順送りで導入できる態勢でいく」(同)ことが報告された。
本来の方法のほうが、メーカーもホールもコストが少なくて済みます。
この危機をお互いが少ないダメージでやり過ごすためには、無駄なコストをかけるべきではありません。
それならば、全ホールが現行機を引き取った上でリユースとして戻す方法がベストなはずです。
それなのに、自分のところの台を売りたいがあまり、板張りのまま営業することが恥ずかしいことだと、営業マンは口を揃えていいます。
確かに、自分のところだけが板張りで営業することには抵抗があるかもしれませんが、業界団体が進んでルールを作ることで、全ホールで公平な状況のもとにリユース交換が行われるのであれば皆が納得できるのではないでしょうか。
業界団体の活動に期待したいところです。
一般賞品で利益アップ
「一般賞品部門の強化は、投資リスクが低く成果が出やすい。始めれば確実に売上増が見込めるだけでなく、競合との差別化や社員教育にもつながるので積極的に取り組むべき」
競合他店ともそうですが、競合業種とも差別化できている内容なんですよね。
というか、パチンコ営業だけに許される唯一無比なものが、この賞品を提供できるということ。
それを今まで、遊技したい欲求にかまけて疎かにしてしまったことで、今の業界の危機的状況があるのだと思うと、実は業界全体が目を向けて一層の開拓をすべきは個々なんじゃないかと思ったりします。
ベトナムでパチンコ店
設置機種は、全台が普通機専門のパチンコメーカーである愛喜社製。同社は昨年初号機「CRAコスモアタック7」をすでにリリースしているが、今回の出店計画を受け、同機をベースにオリジナル機を開発したという。島はエース電研、ホールコンピューターシステムは三幸電子、現地営業支援はチャージ社、コンパス社がそれぞれ協力した。
どうも以前の報道では三店方式らしきものを採用しているようなことが書かれていたけど、今回の記事には言及なし
となり町に視察という距離ではないので、引き続き観察していたいと思います。
アイマリンプロジェクト第三弾発表
今回の楽曲は玉屋2060%さん、アニメーション監督はkubotabeeさん、アイマリンの歌唱とキャラクターボイスは人気声優の内田彩さんが担当した。
毎回様々なクリエーターを起用して、本来の業界イメージを払拭しようと努力している姿が垣間見られます。
確かに作品一つ一つを見ると、業界独特の一周遅い感じではなく最前線のクリエイティビティを感じられてとても好印象です。
ただ、何となくクリエーターたちが率先して文化をつくりあげようというよりは、札束で殴りあってるクライアントの要望ありきで進んでいるような気がして、一種空々しさのようなものを感じてしまいます。
守らなくてはいけないブランドイメージや風営法として守らなくてはいけない参加可能年齢などの課題があるものと思われますが、どちらかというとキャラクータの3DモデルやBGMの2次利用を可能にするなどでユーザー主体でコミュニティが盛り上がる方向に向かうと面白いのではないかと思います。
個人的には今後の展開を大いに期待しているところです。
公式サイト
ちなみにchromeで開いたところ、延々と青い背景に魚が回っているという事故が発生していました。課題の多さを感じます。
業界14団体による撤去声明
先週末こぞって報じられました。
日工組から示された回収方法は、(1)新台販売時に自社機を下取る、(2)新台販売時に他社機を下取る、(3)買取りの3つの方式。
年末一斉にとなれば警察もしびれを切らすでしょうし、ある程度団体が先頭を切って段階的な撤去に向けた指標をしめしたほうがいいのではないかなと思います。
個々の判断ではどうしても囚人のジレンマに陥ってしまうからです。
ホールが焦り始めると、あとはメーカーの思う壺となってしまうので、そうならないためにも目先の利益より円滑な解決に向けた提案が必要だと思われます。
ガチャ確率明示の自主規制状況
誤解させて利益を得ようとするのは自分たちが的屋か歌舞伎町のぼったくりバーと同等ですって言ってるようなものだよね。 / “ガチャ確率公開、各社の対応は? 2強メーカー「予定なし」の理由 - withnews(ウィズニュース)” https://t.co/opqSaEILHE
— 室長@パチンコ業界の中の人 (@sitsucho777) 2016年6月28日
我ながら盛大なブーメランだとは思いますが。
確率を明示することで変わるものに、ゲーム参加に対する自己責任の有無が挙げられます。
これがとても大切なことで、そこに被害の有無という違いをもたらしてくれるわけです。
・低い確率であることを理解した上でお金を大量につっこみ、それでも外れてしまった。
・低い確率であることを理解せずお金を大量に突っ込み、外れてしまった。
例え刑事罰が付かない場合でも、ユーザーからの不信感は全く違ってきます。
それが的屋のように店を広げて翌日にはいなくなるような商売をしたいのであれば構いません。
しかし、社会の中心に立って健全な商売をしたいというならば、それは単なる目先の利益しか考えていない行動になってしまうというわけです。
ソシャゲー業界がどのようになろうと知ったことではありませんが、自らの首を締めているように見えて滑稽だなと思いました。
業界団体が撤去期限について明言
声明では「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」について、年末までに全台の回収・撤去を実行するほか、一次、二次リストの対象機については8月末までに回収・撤去することが盛り込まれた。
話によると、すでに80%は撤去済みとのこと。
それによって新しいスペックが導入されるようになるのですが、こうした声明を出すことの大切さは当然ながら、新しいスペックによって業界とユーザーとの交わりがどのように変わってくるかも、同時に考え、発表したらいいのにと感じました。
恐らく、本当にファンが求めているのはそういうことなのではないかなと思います。